投資をある程度やっていくと、結局投資はS&P500インデックスファンドでの投資が間違いないよねっと言われます。
本章では、S&P500インデックスファンドとその投資について簡単にを解説していきます。
S&P500(Standard & Poor’s 500)とはなにか?
アメリカの証券取引所の内、ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な株式会社約500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出する時価総額加重平均型株価指数のことです。
ちなみに、株式会社約500社と記載したのには訳があり、500社に数えられる企業の銘柄で他社への議決権の有無などによる複数のクラスがある場合、これを算定し結果として銘柄数が500を超える場合があります。
ですので、ざっくり「アメリカ株式の中で大手約500社の平均株価指数」であると覚えておけば、大枠はOKです。
なお、なぜこの指標を S&P( Standard & Poor’s )500 と呼ぶかと言うと、あまり深い意味は無く 世界最大手の格付け機関である S&P グローバル・レーティングが 発表している指標であることから S&P500と呼ばれるようになっている。
ここで重要になるのは、本指数はアメリカ合衆国企業の大手企業の株価指数であること。
本指数が発表されるようになった1957年以降 着実に増加を続けていること。
特に過去15年を見返すと2年連続でマイナス成長となったことが無く、2年以上のスパンで考えれば常にプラスにて推移している指標であるということが重要となります。
インデックスファンドとはなにか?
インデックスとは日本語に直訳すると「指標」。ファンドとは「投資信託」のことです。
ぶっちゃけて言ってしまうと、インデックスファンドとは「指標投資信託」ということです。日本語にすれば言葉だけで何かが大体わかってしまったかと思います。
S&P500(エスアンドピー500) インデックスファンドとはなにか?
前述の2章より、S&P500インデックスファンドとは日本語的に言うと「アメリカ株式大手約500社の平均株価指数に採用されている株式会社に対する投資信託」という言い換えることができます。
投資として理解するのであれば、投資信託会社への投資を通じて間接的にアメリカの代表的な株式会社約500社に分散株式投資を行うことと ほぼ同じ成果を得ることができるということです。
もちろん実施に株式投資をしているわけではありませんので、株主優待や議決権等の株主権利を取得できる訳ではありません。
しかし、通常はアメリカ企業の主要500社に分散投資をしようとすると個人では実質不可能です。
S&P500インデックスファンドとは 、個人で堅実な成長を続けているアメリカ株式市場に直接投資を行うことができ、市場成長分の利益を得られる画期的な投資信託であるということになります。
以上
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